近年の朝ドラでも指折りのヒットを記録した『虎に翼』。性別や身分に縛られず、自由に生きるという理想からほど遠かった戦後社会で、それでも理想を掲げ続ける主人公・寅子のコトバに胸を打たれた人が多数。
女子プロレスラー・ダンプ松本さんの半生を描いたドラマ『極悪女王』(Netflix製作)。女子プロレスのオーディションを一度は断念しようとした主人公が、夢を追い続けようと強く背中を押されたセリフ。
「左利きの苦悩」をテーマにした小3の夏の自由研究から。作文を締めるこのコトバがXに投稿されると瞬く間に13万以上もの反響を呼び、「子どもならではの素敵な考え方」といった称賛の声が寄せられた。
2024年もっとも影響力のあるタレントランキングの一人に選ばれた岡田さん。「24時間全力で頑張る」考え方とは対照的に、心にゆとりを持つ中庸な生き方が主流となっている現代的な世相を象徴するコトバ。
大リーグ史上初50HR50盗塁を達成した大谷選手のコトバ。「メンタルはプレーに影響する」という通説をくつがえすコトバに、ネット上で「一流すぎる」「そのくらいのメンタルがあってこその活躍」との声。
芥川賞にノミネートされた、転売ヤーをテーマにした作品『転の声』の著者・尾崎さんのコトバ。違和感をそのままにせず声を出す勇気を持つことで、社会は良い方向へむかっていくという考えがにじむ。
2024年、メキシコで史上初の女性大統領が誕生した。伝統的に男性優位の考えが根づよいこの国で勝ち取った歴史的な結果について、彼女が演説で語ったコトバ。
パリ五輪で金メダルを手に入れた樋口選手が日本に帰還したあと、地元で結果報告した際に述べたコトバ。世界一になっても独りよがりになることなく、開口一番、周りへの感謝を口にする姿勢が賞賛を浴びた。
無自覚なハラスメントを描いた『ブルーマリッジ』の著者・カツセさん。誰であっても加害者になりうる難しい現代社会にあって、自己点検によって何歳からでも成長していけることを思い出させるコトバ。
能登半島地震を受け、GACKTさんがXに投稿したコトバ。被災者に思いを寄せ、できる範囲で手助けする一方で、全員が度を超えて自粛する必要はなく、バランス感覚をもって笑顔で生活するのが大切と訴えた。