人は、何年生きられるか、
自分ではきめられません。
しかし、いかに生きるか、
これは決められます。
日本テレビ系「NEWS ZERO」にて
村尾信尚キャスター
村尾信尚キャスター
日本テレビ系「NEWS ZERO」にて
小林麻央さんの訃報を伝えたときの、村尾キャスターのコトバ。日本中の人たちが、いかに今を生きるかを改めて考え直させた、そんなコトバでした。
バンクーバー五輪から
ソチ五輪までの4年間の思いを
4分間の中に注ぎ込めたと思う
浅田真央さん/引退会見にて
浅田真央さん 引退会見にて
2017年、フィギュアスケートの浅田真央さんが引退会見を行い、これまでの競技人生を振り返りました。印象的だったのがこのコトバ。フィギュアの演技時間は4分間。その4分間に、4年間を。果てしない練習の積み重ねを感じます。
人生も、将棋も、
勝負はつねに
負けた地点からはじまる
加藤一二三さん/竜王戦 藤井聡太四段、佐々木勇気五段の対局
加藤一二三さん
竜王戦 藤井聡太四段・佐々木勇気五段の対局
29連勝していた藤井聡太四段(当時)が、記録更新かというときに30連勝にならず負けてしまいました。「あぁ、負けてしまった。残念」と思いがちな局面ですが、将棋界の神様的存在である加藤一二三さんのコトバは違いました。
Yes we can.
Yes we did. Yes we can.
「私たちは変えられる。
私たちは(この8年で)変えた。
私たちは(これからも)変えられる」
オバマ元大統領/大統領最後のスピーチ
オバマ元大統領
大統領最後のスピーチ
8年にわたる任期を終え、シカゴの聴衆の前で最後のスピーチを行ったオバマ元大統領。就任当初から「国民の結束と民主主義への参加が重要だ」と述べていた彼が、スピーチの締めくくりに選んだのが、このコトバでした。
激動の時代、
こんなときだからこそ
変えてはいけないぶれない軸、
未来のために今を変える
覚悟を持つべきではないか
トヨタ自動車 豊田章男社長/入社式
トヨタ自動車
豊田章男社長 入社式で
トヨタ自動車の社長が新入社員に向けて発したコトバ。「激動の時代」と「ぶれない軸」、「未来」と「今」という正反対のコトバをちりばめることで、印象に残る強いメッセージを作り上げています。
パンダだったら客は呼べないより
呼んだ方が良いから、
そこはね、しっかりと、
シャンシャンに負けずに
役割を果たします
小泉進次郎さん/衆議院総選挙TV特番
小泉進次郎さん
衆議院総選挙TV特番で
衆議院選挙で選挙特番の番組中。池上彰さんから「なんでこんなに人寄せパンダに使われるんだ!という思い、あったでしょ?」という、きわどい質問を投げかけられた小泉進次郎さん。この質問への切り返しが、非常に見事でした。
日本で4番目に、
長い夏をすごせた
天理 神野太樹外野手
/2017年 甲子園
天理高校 神野太樹外野手
2017年甲子園
球児は、試合に負けると「夏が終わりました」という言い方をします。夏の甲子園でベスト4に残ったことを「日本で4番目に長い夏」と表現したのは、「4位になりました」と言うより印象に残る、とても上手な伝え方でした。
最強のヘボ軍団を目標に
始まったチームが、
『最高のヘボ軍団』に
なりました
藤枝明誠高校 光岡孝監督
/2017年 甲子園
藤枝明誠高校 光岡孝監督
2017年甲子園
選手一人ひとりの能力がずば抜けて高くはなかった藤枝明誠高校野球部。「最強のヘボ軍団になりなさい」という監督のコトバを胸に猛練習を重ねたものの、甲子園初戦で敗退した選手たちに対して、監督が語った愛情あふれるコトバ。
生まれたばかりの
マイクロコンピューターの写真を
見たわけですね。それを見て、
涙があふれてきたんです。
(略)両方の手と足の指がジーンとしびれて
孫正義さん/特別対談イベント
「未来を創る若者たちへ」
孫正義さん 特別対談イベント
「未来を創る若者たちへ」
孫さんが10代のころ、雑誌に掲載された超小型マイクロプロセッサの写真を見たときに、「ついに人類は、自分たちの頭脳を超えるものを自ら発明してしまった」と、いたく感動したそう。その感動を学生に向けて赤裸裸に語ったコトバ。
このトロフィーを
『ムーンライト』の
友達に渡せるのは、
すごく光栄なことだよ
ジョーダン・ホロウィッツさん
(映画『ラ・ラ・ランド』プロデューサー)/
第89回アカデミー賞
ジョーダン・ホロウィッツさん
(映画『ラ・ラ・ランド』プロデューサー)第89回アカデミー賞
アカデミー賞授賞式での珍事。『ラ・ラ・ランド』が指名され、プロデューサーのホロウィッツ氏がスピーチを始めたところで、別作品『ムーンライト』の誤りだったと発覚。動揺や落胆を見せることなく、彼がとっさに語ったコトバ。