2024年02月01日
【名言集】1月の伝え方ベスト
2024年が、はじまりました。
年のスタートから
いろいろな出来事がありましたが、
ことしも、聞いた人が
ちょっとでも前向きになったり、
背中を押されたりする、
そんなステキな伝え方を
みなさんにたくさんシェアできたらと
思っています。
それでは、さっそく今月も、
佐々木圭一が
とくに素晴らしいと感じた
伝え方ベスト3をご紹介します!
第3位
NHKの
あたらしい大河ドラマ
『光る君へ』が、はじまりました。
ただ、初回の視聴率は
12.7%(ビデオリサーチ・関東地区)で、
第1話としては、今までで
もっとも低かったそうです。
「ワースト1位」——。
ネットニュースには
そんな見出しが
配信されました。
これを受け、
主演をつとめる
俳優の吉高由里子さんが、
自身のSNSで心境をつづりました。
そのコメントが、こちら。
1位を取るのは狙っても難しい」
「ワーストを狙っていたはずがない」
なんてことは百も承知のうえで、
彼女のお茶目な
キャラクターを感じさせると同時に、
重々しい空気を払拭しそうな、
なんともポジティブな伝え方です。
大河ドラマは
とくに注目度の高い
コンテンツなだけに、
内容の純粋な批評とは
ちがった文脈で、
世間の関心をよぶことも
よくある話です。
ですが、吉高さんは
「さてさてワースト1位から
どう昇るのか」
「面白い番組が沢山ある中、
下剋上大河として
最後には沢山の人に
愛される作品に
なっていたらいいな」
ともつづり、
あくまでも前向きな姿勢で
演者としての決意を語っています。
干支にちなんだ龍が
天たかく舞いあがるように、
これからますます多くの人に
作品の良さが届くといいですね。
応援しています!
出典:ORICON NEWS
第2位
お笑いタレントの
明石家さんまさん。
40年以上にわたり
広い世代から人気を集める
その天才ぶりから、
「お笑い怪獣」のニックネームでも
知られる人気者です。
ただ、そんな
さんまさんも、
女性の見た目をいじるような
バラエティ番組での発言が
物議をかもすなど
「世間とのズレ」を指摘されることが
いくどかありました。
そうした声について、
本人がハッキリとしたコトバで
実感を表現していたので、
紹介させてください。
それが、こちら。
まずもって
自身が「ズレている」ことを
みずから公言しつつ、
それでも「ズレたまま生きたい」、
もしくは「ズレたままでしか生きられない」
という気持ちを
これ以上ないほどストレートに伝えている。
そんなインパクトのあるコトバです。
松本人志さんの件が
メディアを揺るがしています。
きっとそのことを考えての発言だとも
思われます。
たくさんの人が発言して、
傷つけるコトバも話題になる中、
さんまさんの発言は、
誰も傷つけていない、やさしい
コトバだなと感じます。
出典:東スポWEB
第1位
「日本らしい美しさ」をかかげ、
社会で活躍することを応援する
「ミス日本コンテスト」。
現存する日本のコンテストでは
もっとも古い歴史があるそうで、
俳優の藤原紀香さんや
タレントの叶美香さんらを
輩出したことでも知られています。
そんな権威あるイベントで
ことしのグランプリにかがやいたのは、
ウクライナをルーツにもち、
名古屋で育った
椎野カロリーナさんです。
表彰式では、
「(日本国籍をもち)
日本人として生きていますが
人種の壁があると感じることもある。
今回、日本人として
認めていただいたような気がした」
と、言葉をつまらせた彼女の頬に、
大粒のなみだが光りました。
今月の伝え方ベストの第1位は、
そんな彼女のコトバです。
見た目ではなく、
中身に宿ると思います」
「日本人に見えない」と
言われつづけたその見た目と、
「自分は絶対に日本人だ」
という中身のギャップで
ずっと悩まされてきたという彼女が、
今回、少なくとも
コンテストの審査員たちに認められた。
その喜びに満ちた、
非常にエネルギーの強い伝え方です。
ちなみに、このコトバ、
伝え方の点から少しだけ解説すると、
「日本の心は中身に宿ると思います」
と言っても意味はおなじですが、あえて
「中身」
に対して、正反対の
「見た目」
というコトバが挿入されることで、
この伝え方全体のインパクトが
大きくなっているのです。
これを伝え方の技術で
「ギャップ法」と呼んでいます。
出典:BBCニュース
ほかにもたくさんの
ステキな伝え方があったので、
ご紹介します!
好きな人と好きなところで
好きなことをすれば良い。
幸せなことは幸せって言っていいんだよ」
(歌手のGACKTさん)
出典:スポニチ
(フリーアナウンサーの田中みな実さん)
出典:日刊スポーツ
いよいよ受験本番ですね。
リラックスして
いつもどおり頑張ってください。
これまでの努力が報われることを
心から願っています。
JR九州博多駅社員一同」
(JR九州)
出典:Xの投稿者「作家」さん(@jibakushoujo__)
(落語家の立川志らくさん)
出典:日刊スポーツ
以上、佐々木圭一が
独断と偏見で選んだ
ベスト3の伝え方でした!
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「伝え方研究所」所長/「伝え方が9割」著者
佐々木圭一上智大学大学院を卒業後、株式会社博報堂入社。 のちに書籍「スティーブ・ジョブス」に登場する伝説のクリエーター、 リー・クロウのもと米国で2年間インターナショナルな仕事に従事。 日本人初、米国の広告賞「One Show Design」でゴールドを獲得(Mr.Children)。カンヌ国際クリエイティブアワードにて、金賞を含む計6つのライオンを 獲得するなど、合計55のアワードを入賞受賞。 郷ひろみ・Chemistryの作詞家として、アルバムオリコン1位を2度獲得。 2014年、クリエイティブ ブティック「ウゴカス」を設立。 日本のコミュニケーション能力をベースアップさせることを、 ライフワークとしている。
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