2024年02月09日

内向的な人ほどコミュニケーション能力が高いってホント⁉噂の真偽を徹底検証!

内向的な人ほどコミュニケーション能力が高いってホント⁉噂の真偽を徹底検証!

ビジネスでもプライベートの場でも重視される

「コミュニケーション能力」。

 

最近では「コミュ力」や「コミュ障」

といったスラングも生まれ、

世間一般に広く親しまれています。

 

しかし皆さん。

 

世間一般で解釈されているコミュニケーション能力と

「本来の意味でのコミュニケーション能力」は

全く別物であることをご存じでしょうか?

 

世間一般でのコミュニケーション能力は、

 

「トーク力・

初対面の人とでも打ち解けられる外向性・

愛想のよさ」

などの「話すスキル」

 

 

を指していますが、

本来の意味でのコミュニケーション能力は、

 

「相手からの情報を正しく受け取り、

キャッチした情報をもとに

相手の求めている返答をする」という

「読み取りのスキル」なんだそうです。

 

 

へえーそうなんだあ。

と驚くのはまだ早いです。

 

実は、この定義に基づくと、今まで

コミュニケーション能力が低いとされてきた

「内向的」な人ほどコミュニケーション能力が

高いことが明らかになってきているんです。

 

 

(あまりの衝撃に私は膝から崩れ落ちました…)

 

いやいや、今までコミュニケーション能力が

低いと思ってきたのに、

そんなすぐに受け入れられないよ!

そんなの嘘じゃない?

とお考えの内向型の皆様。

 

超内向型人間であると自負している筆者も、

全くの同意見でございます。

 

ということで本記事では、真相を確かめるべく

 

「内向的な人ほどコミュニケーション能力が

高いとされている3つの理由」

について取り上げ、

検証していこうと思います!

 

内向的な人ほどコミュニュケーション能力が
高いとされている3つの理由

・共感能力が高いから
・非言語情報を読み取るスキルが高いから
・聴き役にまわりたがる性質

 

共感能力が高いから

 

そもそも内向的や外交的という概念は

心理学者のカールユング氏が提唱したもので、

その間に優劣は存在せず、

刺激に対する感度によって

分けられるとされています。

 

 

一般的に、内向的な人の方が

刺激に対する感度が高いとされており、

その分他者の感情にたいする共感力も高いのだとか。

 

確かにコミュニケーションを取る中で

自分の感情を相手が

理解してくれたら嬉しいですし、

話していて楽しいですよね!

 

(超内向型であると自負している筆者も、

今までは厄介な性質だと疎んでいましたが、

実はこれはコミュニケーションを

取る上で重要な能力だったとは…!!

目から鱗でした!)

 

 

非言語情報を読み取るスキルが高いから

 

私たちはコミュニケーションを取る上で、

言語情報と非言語情報の

やり取りを行なっています。

 

 

言語情報とは

「言葉そのものがさす考えや価値観」

のことを指し、

非言語情報とは

「目の動きや声のトーン」などの視覚的、

聴覚的な情報のことを指します。

 

内向的な人は刺激に対する感度が高いため、

この非言語情報を読み取る

スキルに長けているんだそう。

 

内向的な方のお悩みで取り上げられやすい

「相手がどう思っているか

気になりすぎて疲れてしまう」

という現象は、

この非言語情報を読み取って

しまうことが原因なんだとか!

 

 

(実際に筆者もこの現象によく陥り、

エネルギー切れを起こしています..)

 

しかし、このお悩みは

コミュニケーションの観点からは

武器になります。

 

相手の感情を機敏に察知し、

求められている返答を読み取るスキルは

まさにコミュニケーションで

求められているもの!

 

無理をする必要はないですが、

この特徴を意識して対話に望んでみると

新たな世界が見えてくる

かもしれないですね..!!

筆者も試してみます!

 

 

聴き役にまわりたがる性質

 

一般的に、内向的な人は、

刺激への感度が高い分、

外交的な人よりも情報処理の

速度が遅いとされています。

 

(刺激として脳に入ってくる情報が多い分、

その分析に時間が取られてしまうため

このような現象が起きるのだそうです)

 

 

そのため情報の交換が猛スピードで

展開されるコミュニケーションの場では、

人の話を聴く側に徹した方が

楽であると感じやすいのだとか。

 

確かに筆者も、自分から話すよりも

相手の話を聞く方が楽だと

感じる場面が多いです。

 

人は本来自分の話をしている時の方が

楽しいと感じやすいそうなので、内向型の

「聞き役に徹したがる性質」は、

武器になりそうですね!

 

(ただ一点ご注意いただきたいのが、

聞きすぎもNGということ。

 

一対一の会話で、相手が発言している

時間が6割を超えてしまうと

「自分の話に興味がないのかも」

とおもわれてしまうそうです。

 

なので、聴くことに加えて、

自分の感想なども織り交ぜてみると、

ちょうどいいバランスが取れて、

さらにコミュニケーションが

はずむかもしれませんね!)

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

一般的に内向的な人が

悩みとして捉えやすい特徴は、

実はコミュニケーションの

「読み取りスキル」という観点において

武器であったことが明らかになりました。

 

つまり、内向的な人は内向的なりの

コミュニケーションの武器があり、

無理して話すスキルを

身につけなくても良いのです。

 

筆者はこの事実に気づき、

とても安堵しました。

 

今までは無理して話すスキルや

外交性を身につけようと

躍起になっていましたが、

 

この事実に気づいた今、

話すスキルではなく、

読み取りのスキルを磨くことで

コミュニケーションの達人を

目指してみようかなと思います!

 

最後になりますが

ここまでお付き合いいただいた皆様

本当にありがとうございました!

 

 

 

執筆:さほ

上智大学在学。

大学では雇用政策を中心に

社会政策について広く学んでいる。

プライベートではWEB広告代理店の

インターンに没頭しており、その熱中ぶりから

「広告に恋する乙女」

というあだ名がついたほど。

趣味は仕事ですと答えるほどの

熱血さをも併せ持つ。

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