2025年03月05日
【2月の伝え方ベスト3】

私には、夢があります。
アメリカやオーストラリアなど
英語圏で、本を出すことです。
佐々木は、その夢に向け
何十年ぶりに、
英語の学び直しを始めまして、
英単語帳をめくっています。
春は
なにか新しいことを学ぶには
もってこいの時期だから。
あらためて、
コトバを学ぶって楽しいですね。
さて、コトバといえば、
2月も、名言が豊作でした。
佐々木圭一が
とくに素晴らしいと感じた
伝え方ベスト3をご紹介します!
第3位
2月は、第3位のコトバが
ふたつあります!
ひとつ目は、大河ドラマ『べらぼう』の
ワンシーンから。
できるだけ楽しいことを考える」
主人公・蔦重の
弟分である唐丸が
姿をくらませてしまい、
ひどく落ちこむ蔦重に対して、
幼なじみの花の井がかけたコトバです。
先行きが不透明な世の中。
それは、いまも昔も、変わりません。
ある意味、苦しい世界で、
絶望に打ちひしがれることのないように、
できるだけ楽しいことを考える。
優しく、
ほのかな光を照らしてくれる
そんな名言です。
出典:大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」公式X
もうひとつの第3位は、
『僕のヒーローアカデミア』など
数々の人気アニメの声優をつとめている
佐倉綾音さんのコトバ。
自身のことを
「筋金入りの不登校だった」
と語る彼女が、
いま学校に行けずに苦しんでいる人へ
贈るコトバです。
感じなかった
ままならなさ、
やりきれなさといった
感情に気がつく
特別な視点を持っている
という事実を見て」
まわりの人と違うことが、
きっと未来の糧になる。
もしかすると
おなじ境遇の人と出会って
分かり合えたり
だれかに自分の経験を話すことで
その人を救えたりするかもしれない。
せめて自分だけは
自分のことを肯定してあげる。
そう心がけることで
ほんの少し、
なにかが変わるかもしれない。
とても、
温もりのこもったコトバです。
出典:Yahoo!ニュース
第2位
元フジテレビアナウンサーの
渡邊渚さん。
2023年に
PTSD(心的外傷後ストレス障害)
をわずらい、
「自分が井戸に落ちたみたいな気分」
に悩まされるようになったそうです。
病気と闘いながらも
SNSで発信しつづけた渡邊さんは、
ときどき寄せられる
心ないコメントを
どう見ていたのでしょうか。
彼女のコトバです。
暴力的な言葉に
自分を左右されたくない」
病院の先生、友だちや家族が
病気と闘う自分を
精いっぱい、応援してくれる。
そんななか、
誹謗中傷のコメントを
しばらく冷静に見つめていて、
こう思うようになったそうです。
「自分の周りにいてくれる人、
現実世界でいてくれる人に共感を
得られていたり、
好きだって言ってもらえたりするのであれば
それでいい」
SNS空間の評価が
絶対的な指標になりつつあるいま、
他人ではなく自分にとって
ほんとうに大切だと思えることを
つねに確かめる。
自分の感覚に照らして、
これは幸せかなと問う。
そんなひと呼吸が、
ますます必要になっている気がします。
出典:BIGLOBEニュース
第1位
2月の1位は、
サイバーエージェントの社長、
藤田晋さんのコトバです。
このコトバ、
短時間ではたらく
「スポットワーク」のアプリで、
東証グロース市場への上場を果たした
タイミーの小川嶺代表に対して、
藤田社長が
さずけたコトバなんだそう。
ふたりの関係は7年前、
藤田社長が
若手の起業家をあつめた
飲み会をひらき、
そこで、小川さんが藤田社長に
出資を依頼したことから
はじまったそうです。
藤田社長は、
小川さんにとっては
人生のセンパイでもあるわけです。
経営者として
乗り越えないといけない局面は
たくさんあるけれども、
仕事ばかりしていると
肝心な勝負の場面で力が出なくなる。
だから、仕事一辺倒ではいけない。
そんなメッセージを
小川さんは藤田社長から
受け取ったそうです。
「エネルギー総量を保ち続けろ」
とは、仕事以外のことも
つねに色々やりながら、
高いエネルギーを維持しなさい
という金言なのですね。
出典:文春オンライン
ほかにも
ステキな伝え方があったので、
ご紹介します!
こいつらに人生を変えられたくない」
話者:せいやさん(漫才コンビ〈霜降り明星〉)
出典:ブックバン
本がすきになってもらいたい」
話者:9歳の子ども出典:さよなら昨日の私
(@SaYoNaRaKiNo)のXツイートより
どれだけ『自分事』に感じてもらえるか、
が大事だと思います」
話者:鈴木おさむさん(元放送作家)
出典:withnews
に次ぐ第三の勢力 『ぬる〜い』」
話者:我他彼此(がたぴし)(@IzR35p)さん(Xユーザー)
出典:ねとらぼ
ほんとはいつも来てほしい。」
話者: JR東日本「五日市線」のキャッチコピー
(五日市(“いつかいち”)と“いつかいちど”を掛けて)
出典:ねとらぼ
「有給申請は早めに」
話者:らこちゃんさん@Hym__xoxo(Xユーザー)
出典:ねとらぼ
そして博打。整形は魔法じゃないです」
話者:轟ちゃん(YouTuber、整形アイドル)
出典:エンタメQ
以上、佐々木圭一が
独断と偏見で選んだ
ベスト3の伝え方でした!
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「伝え方研究所」所長/「伝え方が9割」著者
佐々木圭一上智大学大学院を卒業後、株式会社博報堂入社。 のちに書籍「スティーブ・ジョブス」に登場する伝説のクリエーター、 リー・クロウのもと米国で2年間インターナショナルな仕事に従事。 日本人初、米国の広告賞「One Show Design」でゴールドを獲得(Mr.Children)。カンヌ国際クリエイティブアワードにて、金賞を含む計6つのライオンを 獲得するなど、合計55のアワードを入賞受賞。 郷ひろみ・Chemistryの作詞家として、アルバムオリコン1位を2度獲得。 2014年、クリエイティブ ブティック「ウゴカス」を設立。 日本のコミュニケーション能力をベースアップさせることを、 ライフワークとしている。
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