2023年が始まりました。
ことしも、
ちょっぴり元気をもらえる名言や
ハッピーな気持ちになる伝え方を
選りすぐって、
毎月、ご紹介していきます!
“最強寒波”が
列島をつつみこむ日もあり
まだまだ冬本番。
でも、
真冬の寒さが厳しいからこそ、
桜のつぼみは
休眠からぱっちりと目覚めて
順調に育つんだそう。
季節は、一歩ずつ、一歩ずつ、
春へと向かっています。
さて、今月も、
寒さに負けない、
温かいコトバがたくさん集まりました。
佐々木圭一がとくに素晴らしいと感じた
伝え方ベスト3をご紹介します!
第3位
元プロレスラーのアニマル浜口さんと、
女子レスリング五輪メダリストの
浜口京子さん。
仲良し親子が
都内の書籍イベントに登場した際の
かけあいが愉快だったので、
紹介させてください。
イベントの5日前に
45歳の誕生日を
むかえたばかりの京子さんが
「(昨年から)結婚が目標。12月31日のときはどうなっているのかな?」
とわくわくした様子で答えると、
アニマルさんが、すかさず
「そんなものはご縁だよ!」
とキッパリ。
そして、京子さんにこうアドバイスしたのでした。
これに対し、京子さんは
「レスリングと恋は違うの。
でも、今年はやってみようか」
相手がある話だけに
「気合いだ!」だけでは
乗り切れない場面も
もちろんあるでしょうが、
そんな御託はさておき、
とにかく背中を押してくれる、
元気をもらえるコトバですよね。
ときには、
こういう“がむしゃら”も、
必要なのかもしれません。
出典:ENCOUNT
第2位
お正月の風物詩、
箱根駅伝。
駅伝ファンにはおなじみの、
名門・東洋大学のスローガンが
こちらです。
腕にマジックペンで太字書きする
選手の姿が紹介されるなど
東洋大の“スピリッツ”ともいえる
有名なフレーズです。
どんな想いが
こめられているかというと、
早稲田にわずか
「21秒差」でやぶれた2011年、
選手らから
という声が漏れたそうです。
21秒。
それは、1人でもなんとかできる差です。
でも、
ではなく
という想いから、
のコトバが誕生したそうです。
このコトバ、
伝え方の技術で解説すると、
「1秒」という
とっても具体的な数字を使うことで(ナンバー法)、
ただ単に
「わずかな時間でも、けずりだせ」
というのと比べて
見違えるほど印象に残る
強いコトバになっています。
短いコトバが、
あの粘りづよい長距離の走りを支えている。
そう考えると、コトバの力って
やっぱりすごいなと思います。
出典:スポーツ報知
第1位
ライターの
古賀史健さんと、
コピーライターの糸井重里さんが、
糸井さんの地元・前橋で
高校生たちを前に
対談しました。
交わされたのは、
「勇気」をテーマに
交わされた、
含蓄のあるコトバの数々。
古賀さんは
心理学者のアドラーの考えを
引用するかたちで、
「才能はある人もいるし、ない人もいる。
でも、勇気っていうのは
誰だってもっているはずのもので、
それを使うか使わないか。
小さい頃は
よちよち歩きだった赤ちゃんが
つかまり立ちするのもそうだし、
かならず勇気が必要だった。
だけど、みんな大人になっていく過程で
勇気の使い方がわからなくなってしまった。
だからもう一度、
その勇気の使い方を思い出せば
ここから変われる」
と投げかけました。
これを受けて、
糸井さんが語ったコトバが、
印象的でした。
『試しにやってみる』でずいぶん助かってますね(笑)」
いきなり
「挑戦」とか「勇気」というのではなく、
「試しにやってみる」。
その温度感でいくと、
ぜったいに越えられなさそうなものが
ちょっぴり越えられそうに感じるから、不思議です。
出典:ほぼ日刊イトイ新聞
ほかにもたくさんの
ステキな伝え方があったので、
ご紹介します!
(女優・真木よう子さん)出典:インスタグラム
(お笑い芸人・田村淳さん。お母さんから生前言われたコトバを紹介して)出典:オリコンニュース
以上、佐々木圭一が
独断と偏見で選んだ
ベスト3の伝え方でした!
今月はどんな素敵なコトバに出会えるでしょうか。
みなさんも体調に気をつけつつ、注目してみてください。
さて、ウゴカスでは
皆さんの学びを応援しています。
私たちウゴカスでは、
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「伝え方研究所」所長/「伝え方が9割」著者
佐々木圭一上智大学大学院を卒業後、株式会社博報堂入社。 のちに書籍「スティーブ・ジョブス」に登場する伝説のクリエーター、 リー・クロウのもと米国で2年間インターナショナルな仕事に従事。 日本人初、米国の広告賞「One Show Design」でゴールドを獲得(Mr.Children)。カンヌ国際クリエイティブアワードにて、金賞を含む計6つのライオンを 獲得するなど、合計55のアワードを入賞受賞。 郷ひろみ・Chemistryの作詞家として、アルバムオリコン1位を2度獲得。 2014年、クリエイティブ ブティック「ウゴカス」を設立。 日本のコミュニケーション能力をベースアップさせることを、 ライフワークとしている。
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