5月8日は母の日。
日ごろのお仕事に感謝して、ふだんはなかなか言えない気持ちをコトバにする方もきっと多いことでしょう。
「母の日のプレゼントで1番うれしかったのは圧倒的に『手紙・感謝の言葉』」というアンケート調査もあるようです。
(出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000051606.html)
ということで今回は、母と子をテーマに、心にぐっとくるコトバをご紹介します。
もしも目が見えたら…
世界的な人気ピアニストで、生まれつき視覚障害をもつ辻井伸行さん。
20歳で、世界屈指のコンクール、バン・クライバーン国際ピアノコンクールの頂点にかがやきました。
専門家によると「それまで40年間、日本人が決勝に残ることさえなかった」という中での快挙でした。
このとき辻井さんは、判を押したように「全盲のピアニスト」として紹介されましたが、「音楽に障害は関係なく、1人のピアニストとして見てほしかった」と振り返っています。
なぜなら、「ピアノも弾けるし、みんなと同じこともできる」から。
ただ、唯一、気になっていたことがありました。
お父さんによると、これは伸行さんが高校時代に語ったコトバだそうです。
のちに母親のいつ子さんは子育てについて問われ、このように話しています。
「もちろんサポートは必要なのですが、私は障害者だからあれができない、これができないというのではなく、この世界には素晴らしい物がいっぱいあるし、それを目が見えなくても伸行なりに感じて豊かな人生を送れるよう育てたつもりです」
母親の深くゆたかな愛情が子どもとの強い絆を育んだことを感じさせる、そんなコトバでした。
(出典:J−CAST)
自分を主語に
タレントの新山千春さん。
4月に自身のインスタグラムを更新し、高校1年生になった長女のもあさんから送られた「忘れられない言葉」を紹介しました。
そのコトバは、長女のもあさんが、中学3年生のおわりに母の千春さんに伝えたもの。
それが、こちらです。
子育てをすれば、どうしても「子ども優先、自分は二の次」になりがち。
母親のじつに8割が、「ママをやめたい」と一度は思ったことがあるそうです。
だからこそ、子どもが自分のやりたいことを自分で選び、一人の自立した大人として歩み出す姿をみると、感慨深いものがこみあげてくるのかもしれません。
お母さんは、「お母さん」である前に、一人の人間。
このコトバからは、成長した娘のもあさんが、そのことを誰よりもよく分かっていて、「母親」の属性にしばられることなく互いに対等に向き合おうとする姿勢が伝わります。
千春さんは、長女のこのコトバを受け、「これからもなんでも包み隠さずに相談できる今の関係を大切に、、、何より、もあの気持ちを大事に 親子でお互い人生楽しみながら頑張りたい」とつづりました。
成長した姿をみせることは、なによりもお母さんの心に響くメッセージなのかもしれません。
(出典:スポニチ)
寂しいのは、想ってる証
新型コロナウイルス感染症が流行しはじめ、はや3年目。
コロナ禍のさなかに星となった女優の岡江久美子さんが、4月で三回忌をむかえられました。
この日にあわせ、娘の大和田美帆さんは母親への思いを、こうつづりました。
それでもなんとか受け止めて自分なりに捉えて向き合っています。
これからも寂しさは変わらないんだろうなぁ。
寂しさこそ、母が生きていた証、母を想ってる証ですもんね」
大和田さんにとって、母の久美子さんはいつも背中を押してくれる存在だといいます。
そのことは、久美子さんが空に旅立つ前も、旅立った後も、変わりません。
「この2年間、何度も母に背中を押してもらいました。いなくても、想えばいつでもいてくれる。母を想えば、頑張れる」(大和田さん)
大和田さんのメッセージを読んだ人からは、「私も母を亡くし1年半、ふとした瞬間に思い出しては涙しています会いたい気持ちいつまでも変わらずですね」などの共感コメントが多く寄せられました。
コメントのように、この2年間、私たちは、もっと長く生きたかった人たちの姿をたくさん見てきました。
だからこそ、毎日、当たり前のように呼吸をし、だれかと食事をして、コミュニケーションができる今を、全力で味わうことが大切だと感じます。
そして、あすも、あさっても、きょうと同じようにそこにいてくれるお母さんの存在は、けっして当たり前ではないのかもしれません。
5月8日は、母の日。
ふだんは恥ずかしくてなかなか言えない「ありがとう」を、しっかりと伝える日にしたいですね。
(出典:ねとらぼ)
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「伝え方研究所」編集部
すぎなおき新聞社で首相の番記者などを経験したのち、伝え方研究所の立ち上げにジョイン。研究所がめざすコミュニケーション力のベースアップを支援している。趣味は、スナップ旅。
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