2021年12月01日
【名言集】11月の伝え方ベスト3
新型コロナウイルスの
あの猛威が、
うそのように
鳴りをひそめた11月。
冬将軍がつれてくる
強い、強い風が、
このまま不安もろとも
吹きとばしてくれることを祈って——。
今月も、
寒くて縮こまりがちな心と体を
ポカポカと温めてくれる、
あかるく前向きな
コトバたちが届きました。
さっそくベスト3をご紹介しましょう!
第3位
サッカー元日本代表の
阿部勇樹選手(浦和レッズ)が、
今シーズンで引退することを
発表しました。
阿部選手といえば、
2010年の南アフリカW杯で
先発に抜てきされ、
日本のベスト16をささえた歴戦の勇士。
プロ24年目の今シーズンは
開幕戦でゴールを決め、
日本人の最年長記録をぬりかえました。
そんな阿部選手が
40歳をむかえ、
引退の会見で語ったのが、
このコトバでした。
間違いなく今の自分はなかった。
全てを懸けてやってきた。
サッカーが好きで好きでたまらない」
サッカーへの
あふれんばかりの愛情に満ちた
あたたかい伝え方。
このコトバを残して
ピッチを去る姿に、
「まだやれる」と
惜しむファンも多いことでしょう。
長きにわたり、
本当におつかれさまでした。
出典:デイリースポーツ
第2位
「夢にも思っていなかった」
そうふりかえったのは、
タレントのボビー・オロゴンさん。
川でおぼれた女性を
とっさに救助したことで、
埼玉県警から、
感謝状をおくられたそうです。
朝5時のランニング中、
川からきこえた「助けてー!」の声に
とっさに体が反応。
すぐさま飛びこんで、
川の外まで運んだのだとか。
そんなボビーさんが
感謝状に腰をぬかしたのは、
昨年、まさにその埼玉県警に逮捕された
一件があったから。
すげぇおめでとうございます」
なんとも臨場感の伝わるコトバで
オドロキと興奮を表現したボビーさんは、
こうも語っています。
「光栄に思っていますし、
これからも困った人がいたら
一生懸命助けに行きたい」
出典:めざまし8
第1位
大谷翔平選手の
“表彰ラッシュ”が止まりません。
アメリカ大リーグの
MVP(最優秀選手)をはじめ、
史上最年少での
コミッショナー特別表彰、
優れたバッターにおくられる
シルバースラッガー賞などなど……
11月末には
エドガー・マルティネス賞にも、
日本選手としてはじめて選ばれました。
もっとも活躍した指名打者におくられる賞です。
かれの現実ばなれした活躍に、
「マンガの世界のようだ」という感想はあっても、
「身の丈を超えて、もらいすぎだ」という声は
まず、ないでしょう。
ただ、本人だけは違いました。
日本政府からの「国民栄誉賞」です。
大谷選手は丁重に断り、
こう語ったのでした。
今シーズンをふりかえり、
「(来季は)もっともっと高いレベルで数字が残る」
と宣言した大谷選手。
まだまだ、やれる。
そんな前向きで力強い信念が、
このコトバには込められているのでしょう。
いったいどこまで進化するのか、
目が離せません。
出典:スポーツ報知
以上、佐々木圭一が
独断と偏見で選んだ
ベスト3の伝え方でした!
今月はどんな素敵なコトバに出会えるでしょうか。
みなさんも体調に気をつけつつ、注目してみてください。
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「伝え方研究所」所長/「伝え方が9割」著者
佐々木圭一上智大学大学院を卒業後、株式会社博報堂入社。 のちに書籍「スティーブ・ジョブス」に登場する伝説のクリエーター、 リー・クロウのもと米国で2年間インターナショナルな仕事に従事。 日本人初、米国の広告賞「One Show Design」でゴールドを獲得(Mr.Children)。カンヌ国際クリエイティブアワードにて、金賞を含む計6つのライオンを 獲得するなど、合計55のアワードを入賞受賞。 郷ひろみ・Chemistryの作詞家として、アルバムオリコン1位を2度獲得。 2014年、クリエイティブ ブティック「ウゴカス」を設立。 日本のコミュニケーション能力をベースアップさせることを、 ライフワークとしている。
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