2024年11月06日
【名言集】10月の伝え方ベスト
またまたあの男が、
やってくれました!!
大谷翔平選手です。
アメリカのワールドシリーズで、
大活躍し、所属チームが
4年ぶりの優勝を決めました。
そんなパワーをもらえる
ニュースと共に、
ステキなコトバも
たくさん届いています!
今月も、佐々木圭一が
とくに素晴らしいと感じた
伝え方ベスト3をご紹介します!
第3位
子育ては、とにかく忙しいですよね。
親は、みんなスーパーヒーローだと思います。
お笑いタレントの横澤夏子さんも、
4歳、2歳、1歳の
娘さんをそだてるお母さん。
「いつもバタバタで……」
と語る彼女のリフレッシュ法は、
ズバリ、ひとりでお風呂に入ることだそう。
ただ、その「ゆっくりタイム」の呼び方が、
ちょっぴり独特なようで。
寝かしつけた後に、
電気消して、
ろうそくたいて、
いいバスソルト使って
1時間たっぷり入る。
それを夫と“箱根”って呼んでる。
2時間のコースは“熱海”って」
1時間のゆっくりタイムは「箱根」、
2時間なら「熱海」。
これ、「あーわかる!」
と共感される親御さん、
けっこう多いんじゃないでしょうか。
すっごくユーモアある伝え方だけど
けっして大げさすぎるわけじゃない。
あわただしい日常からはなれる
ほんのちょっとした時間は、
ほんとうに箱根や熱海旅行に
匹敵するような価値を感じますよね。
そして、
「箱根」と「熱海」と呼ぶことで
ささいなシアワセ時間が、
もっともっと幸福になる感じがします。
この伝え方、
私もマネします!笑
出典:スポニチ
第2位
30代になると
友人との関係が変わることって
多かれ少なかれ、ありますよね。
仕事が忙しくなってきたり、
家庭ができて、つきっきりになったりして
話が合わなくなったり
同じように楽しめなくなったり。
そうした「変化する関係性」について、
コラムニストのジェラシーくるみさんが
とっても素敵なことをおっしゃっています。
こちらです。
いずれ合流できるんですよ」
「合流」というコトバ選びが
ユニークですよね。
まるで川のように、
はじめはいっしょだった流れが
だんだん、あちこちに分散して、
でも結局は、
海でいっしょになるような。
そんなイメージが浮かんできます。
いまは疎遠になったとしても、
それもあとで合流するための
ちょっとした“別行動タイム”。
そう思えば、気長に、
ゆったりと構えられるような
気がします。
出典:ananweb
第1位
ドジャーズの
ワールドシリーズ制覇を
たぐりよせた大谷選手。
ですが、じつは
このワールドシリーズ自体への
出場をかけた戦いで、
チームが一時、
出場できるかどうか微妙な状況に
立たされた局面がありました。
ライバルに、
先を越されてしまったからです。
優勝への道の途中で
直面した難しい状況を、
大谷選手は、どう乗り越えたのか。
そのカギは、コトバにありました。
試合前、彼はこう語っていたのです。
感覚自体が
今の僕にはない」
これまでなんども
高いカベを越えてきた
大谷選手のコトバは、
とにかく、力づよい!
「後がない」ではなく、
「勝てばオーケー」
こうした視点のちがいが
成功をたぐり寄せている面は、
おおいに
あるんじゃないかと想像します。
難局をのりこえるときこそ、
ポジティブに。
その力づよいメンタルこそが、
勝利を引き寄せる鍵なのかも
しれません。
いずれにしても、
途中で逆境もあっただけに、
優勝まで登りつめた
このニュースは、
大谷ファンにとって
喜びもひとしおだったに違いありません。
出典:スポーツ報知
ほかにもたくさんの
ステキな伝え方があったので、
ご紹介します!
話者:冨永愛さん(トップモデル、俳優)
出典:女子SPA!
話者:すがちゃん最高No.1(お笑いトリオ・ぱーてぃーちゃん)の父
出典:NewsCrunch
話者:かが屋・加賀 翔(お笑い芸人)
出典:J-WAVE NEWS
ユーモアを発揮できるのが人の強さだと思う」
話者:風間俊介(俳優、タレント)
出典:OurAge
以上、佐々木圭一が
独断と偏見で選んだ
ベスト3の伝え方でした!
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「伝え方研究所」所長/「伝え方が9割」著者
佐々木圭一上智大学大学院を卒業後、株式会社博報堂入社。 のちに書籍「スティーブ・ジョブス」に登場する伝説のクリエーター、 リー・クロウのもと米国で2年間インターナショナルな仕事に従事。 日本人初、米国の広告賞「One Show Design」でゴールドを獲得(Mr.Children)。カンヌ国際クリエイティブアワードにて、金賞を含む計6つのライオンを 獲得するなど、合計55のアワードを入賞受賞。 郷ひろみ・Chemistryの作詞家として、アルバムオリコン1位を2度獲得。 2014年、クリエイティブ ブティック「ウゴカス」を設立。 日本のコミュニケーション能力をベースアップさせることを、 ライフワークとしている。
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